時間的余裕があるうちにササッと記事を片付けておく。
以下の記事で
住まい方の先駆者
2014-05-24 22:42:39 | 建築
>三島由紀夫こそこの国の住まい方の先駆者である。
と断じているが
>三島由紀夫の自分らしい住まいというのは
>仮想現実空間
>に他ならなかったから。
と結んでいる。
石原慎太郎に映画のセットみたいで嘘臭かったと揶揄された所以である。
【日本観光地東京ポストカードAIR】「この街には帰るところがある-Tokyo-」都庁ハガキはがき絵葉書株式会社アトリエミキ株式会社アトリエミキ
で、今日は虚構ではなく、実際に普通の生活を送ることに重きを置いて住まい創りを行ったパイオニアについて書きたいと思う。
一体誰なのか?
この人である。
ちはる
団塊ジュニア世代には実に懐かしい響である。
ウンナンのブレイクとリンクして若干二十歳でバラエティ界の姫の座に君臨した訳だが
マモー・ミモー 野望のテーママモー,戸田誠司,カラオケポニーキャニオン
その座に執着しなかった点が彼女の潔さであり賢さだろう。
思わぬ伏兵が西から上ってきたからである。
遺書松本 人志朝日新聞社
この頃は朝日も御大も尖ってたな〜
当然、自分と同じポジションのバラドル(死語)も一緒に連れて来た。
YOUのこれからこれから 人生編YOU宝島社
恋しさと せつなさと 心強さと篠原涼子 with t.komuroSony Music Direct(Japan)Inc.
ダウンタウンの本格進出でウンナンが消えた訳ではないが、若干23,4でちはるは結婚し、芸能界の第一線を退いてしまった。
家庭を築いた彼女は次に何をしたのか?
じゃん
家 (オレンジページムック)ちはるオレンジページ
私の家と類似点が多いのでびっくりした次第。
書籍自体は2004年刊行だが、90年代後半には着手していたらしい。
地価がガクンと下がった直後だから本当に賢い。
これまでも芸能人が家を建てることなんて別に珍しい話ではないし、有名女優クラスは都内の一等地に自力で家を建てている。
だが、ちはるの家づくりはそれまでの芸能人とは一線を画していた。
一つは芸能界をセミリタイヤしており、子育て等
本当にそこで毎日暮らすことを前提に建てた点
である。
それでいて
自分らしさ
にこだわり
日々の暮らしを楽しむこと
を念頭に置いていた。
大人女子のちいさいけれど心地いい暮らし (別冊美しい部屋)主婦と生活社主婦と生活社
その為の演出はあれど現実感に乏しい訳でなく、その辺が三島由紀夫の家と一線を画していた。
ちはるが白いエプロンを下げたメイドを雇っているとは考えにくいから。
三島由紀夫の家 普及版篠山 紀信美術出版社
何よりペンキ塗りやタイル貼り等、出来ることは自分たちの手でやった点だろう。
DIYでできるナチュラルリフォーム (私のカントリー別冊)住まいと暮らしの雑誌編集部主婦と生活社
家づくりのDIYはどこまで可能か?(前篇)西巻 優京山々・木の家づくりの会
家づくりのDIYはどこまで可能か?(後編)西巻 優京山々・木の家づくりの会
ちょいさんのレトロな家を古材とDIYでつくる奮闘記西巻優京山々・木の家づくりの会
女性が自分の部屋をコーディネイトするのは別に珍しくない。
学研インテリアムック 美しい部屋の賢い収納アイディアライフ&フーズ編集室学研パブリッシング
with e-Books (ウィズイーブックス) インテリアと収納 “ちょこ変え”で私の部屋が見違える [雑誌]with編集部講談社
マンションの一室を買うのも然り。
女性が安心してマンションを買える本木原 和代コモンズ
「自分らしさ」をかなえる! 女性のためのマンション選びとお金の本大石 泉平凡社
間違いなく今後伸びていく分野だ。
不況こそチャンス! シングル女性のマル得マンション選び小島 ひろ美講談社
今後は一般女性でも新築・中古問わず戸建てを買う時代が来るだろう。
これは家に限った話ではないが
高額商品を売りたいなら女性目線は必須
つまり
生活者目線≒女性目線
という訳だ。
男性生活者目線はもっと低額商品、家電ないしは個電だろう。
パナソニック 455L 6ドア冷蔵庫(ハーモニーホワイト)Panasonic エコナビ NR-FTF468-Wパナソニックパナソニック
Panasonic エコナビ 電気掃除機 パワープレスサイクロン(遠心分離+空圧分離) コモンブラック MC-SR21J-CKパナソニックパナソニック
−−−
ちはるが 成熟社会の生き方 について先見の明を持っていたことは確かだが、2000年代半ばにあった次のシフトチェンジまでは読めなかったようである。
皮肉にも三島由紀夫は読めていた。
平々凡々人が跋扈した「戦後日本」という呑気な時代もそろそろ終わるだろう
2013-11-09 22:50:17 | 本
>三島文学の中で繰り返されるテーマは、「独りでも生きて行ける!」ではあるけれど、「初めから自分はたった独りだった」と気がついた時、この作家の生命は終わる。
先を読めていた。
だが、自分の目で確認するのが怖かったんだろう。
おわり
以下の記事で
住まい方の先駆者
2014-05-24 22:42:39 | 建築
>三島由紀夫こそこの国の住まい方の先駆者である。
と断じているが
>三島由紀夫の自分らしい住まいというのは
>仮想現実空間
>に他ならなかったから。
と結んでいる。
石原慎太郎に映画のセットみたいで嘘臭かったと揶揄された所以である。

で、今日は虚構ではなく、実際に普通の生活を送ることに重きを置いて住まい創りを行ったパイオニアについて書きたいと思う。
一体誰なのか?
この人である。
ちはる
団塊ジュニア世代には実に懐かしい響である。
ウンナンのブレイクとリンクして若干二十歳でバラエティ界の姫の座に君臨した訳だが

その座に執着しなかった点が彼女の潔さであり賢さだろう。
思わぬ伏兵が西から上ってきたからである。

この頃は朝日も御大も尖ってたな〜
当然、自分と同じポジションのバラドル(死語)も一緒に連れて来た。


ダウンタウンの本格進出でウンナンが消えた訳ではないが、若干23,4でちはるは結婚し、芸能界の第一線を退いてしまった。
家庭を築いた彼女は次に何をしたのか?
じゃん

私の家と類似点が多いのでびっくりした次第。
書籍自体は2004年刊行だが、90年代後半には着手していたらしい。
地価がガクンと下がった直後だから本当に賢い。
これまでも芸能人が家を建てることなんて別に珍しい話ではないし、有名女優クラスは都内の一等地に自力で家を建てている。
だが、ちはるの家づくりはそれまでの芸能人とは一線を画していた。
一つは芸能界をセミリタイヤしており、子育て等
本当にそこで毎日暮らすことを前提に建てた点
である。
それでいて
自分らしさ
にこだわり
日々の暮らしを楽しむこと
を念頭に置いていた。

その為の演出はあれど現実感に乏しい訳でなく、その辺が三島由紀夫の家と一線を画していた。
ちはるが白いエプロンを下げたメイドを雇っているとは考えにくいから。

何よりペンキ塗りやタイル貼り等、出来ることは自分たちの手でやった点だろう。




女性が自分の部屋をコーディネイトするのは別に珍しくない。


マンションの一室を買うのも然り。


間違いなく今後伸びていく分野だ。

今後は一般女性でも新築・中古問わず戸建てを買う時代が来るだろう。
これは家に限った話ではないが
高額商品を売りたいなら女性目線は必須
つまり
生活者目線≒女性目線
という訳だ。
男性生活者目線はもっと低額商品、家電ないしは個電だろう。


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ちはるが 成熟社会の生き方 について先見の明を持っていたことは確かだが、2000年代半ばにあった次のシフトチェンジまでは読めなかったようである。
皮肉にも三島由紀夫は読めていた。
平々凡々人が跋扈した「戦後日本」という呑気な時代もそろそろ終わるだろう
2013-11-09 22:50:17 | 本
>三島文学の中で繰り返されるテーマは、「独りでも生きて行ける!」ではあるけれど、「初めから自分はたった独りだった」と気がついた時、この作家の生命は終わる。
先を読めていた。
だが、自分の目で確認するのが怖かったんだろう。
おわり