
実はこの大河は興味があった。
それは昨年私がこのカテゴリーで書いてきた記事を振り返れば分かるかと思う。
武田信玄 これぞ正真正銘の大河ドラマ!!
>何に一番驚いたって
>中井貴一の演技力
>今更ながら感心し仕舞いには脱帽した。
>中井貴一の演技はあのマーロン・ブランドの域に達したと言って過言ではない!
>この偉大な才能を1980年代ほど生かせないでいるのはこの国の長年に渡る失態に他ならないと私は思う。
実は初回を見逃してしまい再放送の途中から観たんだがやはり中井貴一演じる平忠盛の演技は他を圧倒していた。
さっきネットをチェックしたが賞賛の嵐であった。
さもあらん。
>「今のおまえは平氏に飼われている犬だ! 俺の元におらねば生きてはいけぬ弱い犬だ。 死にたくなければ、強くなれ!」
カッコいい〜
俗に男の顔は履歴書と言うが中井貴一のかっこよさはマジ半端ねぇ。
絶対また株上がるね。
しかし本当に惜しい・・・
なぜハリウッドはこの偉大な才能に気付かん。
他もキャストに関しては問題はないと思う。
松田翔太、阿部サダヲ、玉木 宏、松雪泰子、加藤あい、武井 咲、田中麗奈・・・
「神様、もう少しだけ」 恋愛至上主義のピーク
>深田恭子が可愛いのは当たり前だが
白河法皇役の伊東四朗もいいねぇ〜
ハマリ役と思う。
私は子供の頃から伊東四朗の怪演ファンなのである。
伊丹映画の伊東四朗の存在感は格別だったから。

マルサ〜でのパチンコ屋の親父は別格と思う。
>「なんだ。芝居ですか。あきれたな。」
>「芝居じゃない。本当に泣いたんだ。一泣きで百万でも二百万でも助かるんだったらいくらでも泣いてやる。」
主演の松山ケンイチにも大いに期待が持てる。
やる気!!
これがビッシビッシ伝わって来るから。
いつの時代も若者はこうあらねばいかんよ。
やる気は空回りせず前回放映時の「剣の舞」はかなり良かった。
何よりドラマ制作陣の
良いドラマを作ろう!!
と言う意気込みと熱意。
これが近年稀にみるくらいある。
特に
リアリズムの追求
これに関しては空前絶後かも知れん。
黒澤映画の臭い
これを感じるくらいだから。
ずいぶん前からここ15年(長い!)の宮崎アニメを酷評して来たが
宮崎アニメはエクスプロテーション映画に成り下がったのか?
この記事をまともに理解できた読者はたったの一人だけであった。
だが
>細かな点を書くと長くなるので省略しますが、今のジブリと言うか宮崎監督は、モノ作りの魂をもはや失ってしまったのだとしか思えません。
これに尽きる。
宮崎駿の有害性はもはやほとんどのメディア・コンテンツに及んでしまった。
だからこの国のメディア・コンテンツは駄目になった。
韓流騒動 ガラパゴスの負け惜しみ
>つまり、現状に不満がある同業者なら韓流ドラマを越えるコンテンツを作って勝負するべき、と言いたいのである。
やっと届いたか。
だが・・・・
「平清盛」視聴率、関西では微減
>17・8%
と低迷している訳だが正直、ドラマのクォリティとは関係ないんですよ。
単に平清盛の知名度と人気
ほとんどこれ。
それからこの国の視聴者は明らかにレベル下がってますね。
ずっとずっとぬるいドラマとか焼き直しの焼き直しアニメなんかにに慣らされて来たから。
ジャンクフードばっかり食べていたら至高のメニュー出されても分からんでしょう。
追々まとまった記事でも書こうと思う。
されど大河ドラマ・ファンからの評価は高いんでジリジリ上がって行く可能性はある。
少なくとも私は次回も観るよ。
次回が観たくなるドラマなんて10年ぶり以上だから。
ま、最期に蛇足だが
立場わきまえろ…「平清盛」酷評知事に批判殺到
然り。
立場じゃない。
身分をわきまえろ!
政治家を生業に選んだ時点で人間として三流なんだから。
大河に限らずテレビなんか観てる場合じゃないだろ?
感性のない老人はくだらんまつりごとに専念していればよろしい。
終わり
