今日はこの問題を宮台先生に説明してもらいましょうか。
昨年、1月にラジオで語っているが例にもよって
さもあらん
まぁほとんどの日本人は気づいていないしどうでも良いと思っているんだろうがこの問題、つまり
興行収益とクォリティの著しい乖離
何ゆえこんなことがこの国だけで起きるのか?
不思議で不思議で仕方なく私も過去に何回も記事にしてますね?
これなんてもう4年も昔ですよ。
宮崎アニメはエクスプロテーション映画に成り下がったのか? 前篇
宮崎アニメはエクスプロテーション映画に成り下がったのか? 中篇
宮崎アニメはエクスプロテーション映画に成り下がったのか? 後篇
>皮肉なことに2350万人も観客を動員した「千と千尋の神隠し」のファンが1番少ない。
>観客動員数とその映画のファンの数は比例しないのである。
>「Yahoo!映画」でのユーザーレビューの星(最高5つ)の平均もまた正直だ。
>私が指摘した通りやはり「もののけ姫」から平均値が4を切りガクンと落ちている。
>ジプリ作品のDVDの売り上げランキングは
>1位 となりのトトロ
>2位 天空の城ラピュタ
>3位 魔女の宅急便
>4位 風の谷のナウシカ
>このランキングもまた映画の興行収益や観客動員数と一致しない。
映画「ハウルの動く城」 非常に悪い意味で時代を反映している
>だがこうした実験作、と言うより「観客に理解されることを拒んで創られた」「観終わってすっきり感のない映画」が1500万人もの観客を動員し記録的な大ヒットになり高く評価される社会は非常に恐ろしいと思う。
となりのトトロVS崖の上のポニョ
>何ゆえ毎回毎回、マスコミやユーザーが酷評しても宮崎アニメは空前の大ヒットを記録するのだろうか?
>答えはこの本に書いてあり
>映画が封切られる3ヶ月以上も前に実に6割以上の人間は観に行くことを決めていたから
>である。
だから
映画「コクリコ坂から」 お金儲けは悪いことですか?
>騙されても騙されても大枚払って映画館で無感動の退屈を味わいたがるブタども。
>ブタによるブタのための映画、それがスタジオ・ジブリの現在である。
>味をしめたブタは今後も同じようなゴミ映画を作り続けることは疑いようがない。
>この世にブタが居る限りブタは映画を作り続ける。
になるわけ。
日本の映画界を支えているのは若い人、つまりさとり世代なんだがこと映画鑑賞に関しては賢消費とは言えんだろう。
ジブリ映画と言うより宮崎アニメだけを酷評した感は否めないがまぁこの問題の最大の象徴だから。
ホント、酷すぎます・・・・
だから宮台先生は
愚民社会クリエーター情報なし太田出版
を刊行し日本国民を田吾作と呼んで罵倒してしまうのだよ。
日本映画よ、大丈夫か?
2000年以降かな、日本映画だけでなく洋画も楽しめなくなって来たのは。
ところが私が見過ごしていただけで面白い映画多々ありますね。
アメリカ映画であれイギリス映画であれフランス映画であれ。
韓国映画は観ていないんだけど周囲の評価は高いですよ。
要するに日本映画だけ取り残されている訳。
で、そんな田吾作連中に世界で通用する映画を見せても
映画「大日本人」 松本人志初監督作品 普通に面白い!
>御大が常々言っていた。
>客のレベルが低すぎる!
>その通り。
>近年は特に低脳の馬鹿ばっかりだから1mmも気にしなくて良い。
当然、理解できません。
松本人志監督作がフランスで特集上映 “映画の殿堂”が認めた!
>同施設で特集上映が行われるのは、世界に認められた監督作品だけだ。
>過去にはフランソワ・トリュフォー、アルフレッド・ヒッチコック、スティーブン・スピルバーグをはじめ、日本では黒澤明、今村昌平ら巨匠に限定される。
>松本監督のように、3作品で特集上映が行われることは異例といえる。
然りだが私は北野武以上の才能の持ち主と思いますね。
この人については追々また書きます。
映画「デス・プルーフinグラインド・ハウス」 分からない輩は観なくてよし
>これが分かれば面白いし感心するし最期にはため息が出てくる。
>だけど・・・
>起承転結や喜怒哀楽が抜けキャラ設定が甘いぬるま湯映画ばっかり観て感性が衰えたアホ供にこの映画を見せてもまぁさっぱり分からない訳だ。
宮台先生が述べているようにこの国では
映画評論ないしは批評
これが死んじゃったんです。
昔はテレビの映画劇場では必ず終わりと最期に名物解説者が出てきたものですが。
淀川先生然り、マイク水野氏然り、木村奈保子女史然り、高島忠夫然り。
テレビでやるのは批評と言うより解説なんだけど
あれは滅茶苦茶難しいんですよ
実はこの御四方以外にも多々居たんですが定着せずに出ては消えを繰り返してましたね。
日曜洋画劇場 40周年記念 淀川長治の名画解説 [DVD]クリエーター情報なしレントラックジャパン
映画評論家ないしは批評家の信用を大いに失墜させたのはこの馬鹿でしょうね。
バカバカバカ!クリエーター情報なしぺんぎん書房
>映画を批評するのではなく、「好き・嫌い」を基準におしゃべりするスタイルは、様々な批判を招来している。
>映画評論家の田山力哉に映画評論家としての姿勢を批判され、対立していた時にはクシシュトフ・キェシロフスキ監督の三部作『トリコロール/白の愛』を「田山力哉が誉めているから、この映画は嫌い!」と発言した事もある。
>その件に関して田山が当時、「キネマ旬報」で連載していたコラムでおすぎの事を「どうしようもないアホ」「クシシュトフ・キェシロフスキ監督に失礼だとは思わないのか!」と文面で罵倒した[5]。
>映画のCMにナレーションで出演することがあり、この際の出演料は500万円前後であると自ら明かしている[6]。
>このことに関してジャーナリストの大谷昭宏は、「たとえ自分が好きな映画であっても映画評論家と名乗る以上、映画のCMには出演すべきではない」[7]と批判的な意見を寄せている。
なぜこんな下種な輩が未だに第一線でのさばっているのか?
余りに馬鹿馬鹿しいんで閑話休題。
昔、製作された所謂、クラシック・ムービーを観て
おおおっ!!!!
って思った私は公開当時の評価が知りたくてこの本を紐解きますね
キネマ旬報ベスト・テン80回全史―1924-2006 (キネ旬ムック)クリエーター情報なしキネマ旬報 社
もう、錚々たる面子ですよ。
淀川先生、植草甚一先生、小森和子女史、山田宏一先生、意外な所では作家の五木寛之なんかも居ましたね。
読者のベストテンと順位が入れ違うことはあるんですがそれ程違わんです。
特にマニアックで難解な映画ばっかり評価が高いなんてこともないです。
例えば
「男はつらいよ」生誕40周年記念 シリーズ最高傑作はどれか?
>キネマ旬報BEST10 第2位
>この順位もシリーズ最高位。
ですから。
二本立てで上映されたような大衆映画でも
面白いもんは面白いし
優れた映画であることには変わりはないんですよ。
1996年に天才喜劇役者たる渥美清が亡くなりドル箱映画を失った松竹映画はその後、凄まじい勢いで衰退して行く。
>1998年1月 奥山融社長と奥山和由専務が取締役会で解任され、松竹から追放となる。シネマジャパネスクプロジェクトが終焉。10月1日に衛星劇場に名称が戻る。12月15日 鎌倉シネマワールドを閉鎖。
>1999年 松竹会館の閉鎖・解体に伴い、本社機能を東劇ビル内に移転する。邦画興行におけるブロック・ブッキング体制を廃止、洋画を含めたフリー・ブッキング興行に移行する。
>2000年6月 大船撮影所を閉鎖し敷地を鎌倉女子大学に売却。傍系会社としての京都撮影所は残存するものの、製作開始後78年目にして直営の製作機能を停止した。また、大手5社で唯一首都圏に撮影所を持たない会社となった。
>2008年 名古屋証券取引所上場廃止。
主演を務めた渥美清の体調や「やる気」の問題もあって最期の10年間に製作された作品のクォリティは高くないがそれでも毎年200万人以上の観客を動員していたのである。
現在の日本映画界の状況と酷似して居まいか?
今は作品のクォリティに関係なく観客を動員してますが
いずれは宮崎駿も生物学的にも鬼籍の人になるんですよ?
そうなった時どうするんですか?
また長くなりそうなんで今日はこの辺で終わりにしますが
何でこんな国になっちゃったんだろうなぁ・・・・・
終わり
昨年、1月にラジオで語っているが例にもよって
さもあらん
まぁほとんどの日本人は気づいていないしどうでも良いと思っているんだろうがこの問題、つまり
興行収益とクォリティの著しい乖離
何ゆえこんなことがこの国だけで起きるのか?
不思議で不思議で仕方なく私も過去に何回も記事にしてますね?
これなんてもう4年も昔ですよ。
宮崎アニメはエクスプロテーション映画に成り下がったのか? 前篇
宮崎アニメはエクスプロテーション映画に成り下がったのか? 中篇
宮崎アニメはエクスプロテーション映画に成り下がったのか? 後篇
>皮肉なことに2350万人も観客を動員した「千と千尋の神隠し」のファンが1番少ない。
>観客動員数とその映画のファンの数は比例しないのである。
>「Yahoo!映画」でのユーザーレビューの星(最高5つ)の平均もまた正直だ。
>私が指摘した通りやはり「もののけ姫」から平均値が4を切りガクンと落ちている。
>ジプリ作品のDVDの売り上げランキングは
>1位 となりのトトロ
>2位 天空の城ラピュタ
>3位 魔女の宅急便
>4位 風の谷のナウシカ
>このランキングもまた映画の興行収益や観客動員数と一致しない。
映画「ハウルの動く城」 非常に悪い意味で時代を反映している
>だがこうした実験作、と言うより「観客に理解されることを拒んで創られた」「観終わってすっきり感のない映画」が1500万人もの観客を動員し記録的な大ヒットになり高く評価される社会は非常に恐ろしいと思う。
となりのトトロVS崖の上のポニョ
>何ゆえ毎回毎回、マスコミやユーザーが酷評しても宮崎アニメは空前の大ヒットを記録するのだろうか?
>答えはこの本に書いてあり
>映画が封切られる3ヶ月以上も前に実に6割以上の人間は観に行くことを決めていたから
>である。
だから
映画「コクリコ坂から」 お金儲けは悪いことですか?
>騙されても騙されても大枚払って映画館で無感動の退屈を味わいたがるブタども。
>ブタによるブタのための映画、それがスタジオ・ジブリの現在である。
>味をしめたブタは今後も同じようなゴミ映画を作り続けることは疑いようがない。
>この世にブタが居る限りブタは映画を作り続ける。
になるわけ。
日本の映画界を支えているのは若い人、つまりさとり世代なんだがこと映画鑑賞に関しては賢消費とは言えんだろう。
ジブリ映画と言うより宮崎アニメだけを酷評した感は否めないがまぁこの問題の最大の象徴だから。
ホント、酷すぎます・・・・
だから宮台先生は

を刊行し日本国民を田吾作と呼んで罵倒してしまうのだよ。
日本映画よ、大丈夫か?
2000年以降かな、日本映画だけでなく洋画も楽しめなくなって来たのは。
ところが私が見過ごしていただけで面白い映画多々ありますね。
アメリカ映画であれイギリス映画であれフランス映画であれ。
韓国映画は観ていないんだけど周囲の評価は高いですよ。
要するに日本映画だけ取り残されている訳。
で、そんな田吾作連中に世界で通用する映画を見せても
映画「大日本人」 松本人志初監督作品 普通に面白い!
>御大が常々言っていた。
>客のレベルが低すぎる!
>その通り。
>近年は特に低脳の馬鹿ばっかりだから1mmも気にしなくて良い。
当然、理解できません。
松本人志監督作がフランスで特集上映 “映画の殿堂”が認めた!
>同施設で特集上映が行われるのは、世界に認められた監督作品だけだ。
>過去にはフランソワ・トリュフォー、アルフレッド・ヒッチコック、スティーブン・スピルバーグをはじめ、日本では黒澤明、今村昌平ら巨匠に限定される。
>松本監督のように、3作品で特集上映が行われることは異例といえる。
然りだが私は北野武以上の才能の持ち主と思いますね。
この人については追々また書きます。
映画「デス・プルーフinグラインド・ハウス」 分からない輩は観なくてよし
>これが分かれば面白いし感心するし最期にはため息が出てくる。
>だけど・・・
>起承転結や喜怒哀楽が抜けキャラ設定が甘いぬるま湯映画ばっかり観て感性が衰えたアホ供にこの映画を見せてもまぁさっぱり分からない訳だ。
宮台先生が述べているようにこの国では
映画評論ないしは批評
これが死んじゃったんです。
昔はテレビの映画劇場では必ず終わりと最期に名物解説者が出てきたものですが。
淀川先生然り、マイク水野氏然り、木村奈保子女史然り、高島忠夫然り。
テレビでやるのは批評と言うより解説なんだけど
あれは滅茶苦茶難しいんですよ
実はこの御四方以外にも多々居たんですが定着せずに出ては消えを繰り返してましたね。

映画評論家ないしは批評家の信用を大いに失墜させたのはこの馬鹿でしょうね。

>映画を批評するのではなく、「好き・嫌い」を基準におしゃべりするスタイルは、様々な批判を招来している。
>映画評論家の田山力哉に映画評論家としての姿勢を批判され、対立していた時にはクシシュトフ・キェシロフスキ監督の三部作『トリコロール/白の愛』を「田山力哉が誉めているから、この映画は嫌い!」と発言した事もある。
>その件に関して田山が当時、「キネマ旬報」で連載していたコラムでおすぎの事を「どうしようもないアホ」「クシシュトフ・キェシロフスキ監督に失礼だとは思わないのか!」と文面で罵倒した[5]。
>映画のCMにナレーションで出演することがあり、この際の出演料は500万円前後であると自ら明かしている[6]。
>このことに関してジャーナリストの大谷昭宏は、「たとえ自分が好きな映画であっても映画評論家と名乗る以上、映画のCMには出演すべきではない」[7]と批判的な意見を寄せている。
なぜこんな下種な輩が未だに第一線でのさばっているのか?
余りに馬鹿馬鹿しいんで閑話休題。
昔、製作された所謂、クラシック・ムービーを観て
おおおっ!!!!
って思った私は公開当時の評価が知りたくてこの本を紐解きますね

もう、錚々たる面子ですよ。
淀川先生、植草甚一先生、小森和子女史、山田宏一先生、意外な所では作家の五木寛之なんかも居ましたね。
読者のベストテンと順位が入れ違うことはあるんですがそれ程違わんです。
特にマニアックで難解な映画ばっかり評価が高いなんてこともないです。
例えば
「男はつらいよ」生誕40周年記念 シリーズ最高傑作はどれか?
>キネマ旬報BEST10 第2位
>この順位もシリーズ最高位。
ですから。
二本立てで上映されたような大衆映画でも
面白いもんは面白いし
優れた映画であることには変わりはないんですよ。
1996年に天才喜劇役者たる渥美清が亡くなりドル箱映画を失った松竹映画はその後、凄まじい勢いで衰退して行く。
>1998年1月 奥山融社長と奥山和由専務が取締役会で解任され、松竹から追放となる。シネマジャパネスクプロジェクトが終焉。10月1日に衛星劇場に名称が戻る。12月15日 鎌倉シネマワールドを閉鎖。
>1999年 松竹会館の閉鎖・解体に伴い、本社機能を東劇ビル内に移転する。邦画興行におけるブロック・ブッキング体制を廃止、洋画を含めたフリー・ブッキング興行に移行する。
>2000年6月 大船撮影所を閉鎖し敷地を鎌倉女子大学に売却。傍系会社としての京都撮影所は残存するものの、製作開始後78年目にして直営の製作機能を停止した。また、大手5社で唯一首都圏に撮影所を持たない会社となった。
>2008年 名古屋証券取引所上場廃止。
主演を務めた渥美清の体調や「やる気」の問題もあって最期の10年間に製作された作品のクォリティは高くないがそれでも毎年200万人以上の観客を動員していたのである。
現在の日本映画界の状況と酷似して居まいか?
今は作品のクォリティに関係なく観客を動員してますが
いずれは宮崎駿も生物学的にも鬼籍の人になるんですよ?
そうなった時どうするんですか?
また長くなりそうなんで今日はこの辺で終わりにしますが
何でこんな国になっちゃったんだろうなぁ・・・・・
終わり