この時期少々不謹慎だとは思うが機先を制してお題通り。
以前書いたように近代化というのは端的に説明すれば
自由の拡大
と
合理化
なので
個人主義が浸透拡大する
その結果、物質的には豊かになりつつも
平等が崩壊する
全ての分野で競争を促せば当然の帰結だし、異性市場の自由化=自由恋愛の浸透により
=結婚制度も崩壊する
国内市場環境の変化―婚姻組数の推移
恋愛強者は結婚制度に魅力を感じないだろうし、恋愛弱者はしたくとも出来ない。
その結果が
週刊ダイヤモンド2014年7/19号[雑誌]特集1 人口減少ショック! 2020年からのニッポン/成長は東京五輪まで! 瓦解を始める日本/高齢化、人材不足、国内市場縮小の三重苦/崩壊する行政サービス/医療・介護・孤独死 2030年の東京23区シミュレーション/市町村別消滅危険度ランキング/特集2 佐治サントリーの25年/特集3 2014年新卒採用力ランキング/1位 三菱東京UFJ 8位 JR東日本 15位 ニトリ/第一三共 主力製品に迫る?特許の崖?/公開草案が出ない! 大義名分失った日本版IFRSダイヤモンド社ダイヤモンド社
人口減少時代の大都市経済 ―価値転換への選択松谷 明彦東洋経済新報社
である。
で、結婚制度で崩壊し、結婚披露宴の規模や件数が減っていけば当然のごとく
お葬式の数も減少していくだろう
死亡者数は増加しているし今後も増えて行く
だが、所謂、お葬式の類は今後、減少していくと私は予測している。
理由は明白で、それ程親しくなかった人にとっては
はた迷惑な話
だからである。
結婚式が善意の押し売りならば
葬儀は悲しみの押し売り
と言って良い。
重要なのは上辺や形式や建前ではなく
死者を弔う、本当に悲しむ心
である。
まともな人間なら生前のその人に何らかの恩を受けていなければ何の悲しみも沸き起こらない。
日本歴史展望〈第4巻〉鎌倉武士の御恩と奉公 (1981年)旺文社旺文社
古今東西万古不易、人間関係の9割以上は利害損得関係
この御時世、本当に賢く常識ある人達はこの事実に気づいており
葬儀は近親者で小じんまり密葬で済ましている
近所に葬儀の受付や手伝いを頼んだあと、評判が落ちたようです。 最近ではこうい...
質問者bokagadskltawさん 2010/4/506:28:50
「葬儀は迷惑」症候群
嘗てこの国で冠婚葬祭が当然のごとく行われていたのは
全国津々浦々で村社会と世間が強固に存在していたから
に過ぎない。
終戦直後の日本の半数以上が農民で江戸時代とほとんど変わらない生活を送っていたのである。
心境部落―村八分から共同生活25年 (1962年)杉原 良枝春秋社
だが、とっくのとうに都市部ではそんな概念はほとんど形骸化している。
戦後都市化と産業構造の転換が進み
会社組織が嘗ての村社会や氏社会の役目を担って来たが1990年代半ばに
終身雇用制度の崩壊
がありほとんど形骸化したと言って良い。
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)城 繁幸光文社
村社会や氏社会、会社家族は属する人間の生存と安全を保証した。
年功序列
も然りで年長者を敬うことが人間の生存と秩序を保証した訳だ。
ゆえに冠婚葬祭は建前や義理以上の価値があった訳だが、繰り返すがとっくのとうに形骸化している。
そもそも仏典のぶの字も知らんような無学無教養の田吾作に
馬の耳に念仏 (声にだすことばえほん)斎藤 孝ほるぷ出版
名を捨てて実を取れ
プラグマティズム (岩波文庫)W. James,桝田 啓三郎岩波書店
新・片づけ術「断捨離」やました ひでこマガジンハウス
隣人の本音を探れ
決定版 オンナの【建前⇔本音】翻訳大辞典日本女性言語学会扶桑社
極力他人に迷惑をかけるな
拝啓 渥美清様 (中公文庫)読売新聞社会部中央公論新社
生きざま死にざま (男のVシリーズ)三國 連太郎ロングセラーズ
死ぬ直前まで健康に留意せよ
実伝 石田三成 (角川文庫)火坂 雅志KADOKAWA/角川学芸出版
おわり
以前書いたように近代化というのは端的に説明すれば
自由の拡大
と
合理化
なので
個人主義が浸透拡大する
その結果、物質的には豊かになりつつも
平等が崩壊する
全ての分野で競争を促せば当然の帰結だし、異性市場の自由化=自由恋愛の浸透により
=結婚制度も崩壊する
国内市場環境の変化―婚姻組数の推移
恋愛強者は結婚制度に魅力を感じないだろうし、恋愛弱者はしたくとも出来ない。
その結果が


である。
で、結婚制度で崩壊し、結婚披露宴の規模や件数が減っていけば当然のごとく
お葬式の数も減少していくだろう
死亡者数は増加しているし今後も増えて行く
だが、所謂、お葬式の類は今後、減少していくと私は予測している。
理由は明白で、それ程親しくなかった人にとっては
はた迷惑な話
だからである。
結婚式が善意の押し売りならば
葬儀は悲しみの押し売り
と言って良い。
重要なのは上辺や形式や建前ではなく
死者を弔う、本当に悲しむ心
である。
まともな人間なら生前のその人に何らかの恩を受けていなければ何の悲しみも沸き起こらない。

古今東西万古不易、人間関係の9割以上は利害損得関係
この御時世、本当に賢く常識ある人達はこの事実に気づいており
葬儀は近親者で小じんまり密葬で済ましている
近所に葬儀の受付や手伝いを頼んだあと、評判が落ちたようです。 最近ではこうい...
質問者bokagadskltawさん 2010/4/506:28:50
「葬儀は迷惑」症候群
嘗てこの国で冠婚葬祭が当然のごとく行われていたのは
全国津々浦々で村社会と世間が強固に存在していたから
に過ぎない。
終戦直後の日本の半数以上が農民で江戸時代とほとんど変わらない生活を送っていたのである。

だが、とっくのとうに都市部ではそんな概念はほとんど形骸化している。
戦後都市化と産業構造の転換が進み
会社組織が嘗ての村社会や氏社会の役目を担って来たが1990年代半ばに
終身雇用制度の崩壊
がありほとんど形骸化したと言って良い。

村社会や氏社会、会社家族は属する人間の生存と安全を保証した。
年功序列
も然りで年長者を敬うことが人間の生存と秩序を保証した訳だ。
ゆえに冠婚葬祭は建前や義理以上の価値があった訳だが、繰り返すがとっくのとうに形骸化している。
そもそも仏典のぶの字も知らんような無学無教養の田吾作に

名を捨てて実を取れ


隣人の本音を探れ

極力他人に迷惑をかけるな


死ぬ直前まで健康に留意せよ

おわり