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成熟社会で幸福になれる方法は2つに1つしかない 前編

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今年も後半期に突入して久しいが本年中に、新体制、即ち2015年以降をいかに生きるか?何らかの指標を提示して公約通りフェイドアウトしたいと思う。
で、お題通り。

ここ何年か多種多様の凶悪犯罪が起き続けているがその本質的な原因について誰も論じていない。
曰く

格差社会

曰く

家庭環境

曰く

コミュ障害

曰く

精神疾患

曰く

ゆとり教育

曰く

恋愛至上主義の終焉

曰く

大きな物語の終焉

曰く

共通欲求体験の消滅

曰く

価値観の細分化

曰く

男女共同参画社会の推進

どれも当たっていると言えるし外していると言える。
なぜなら四六時中起きている凶悪犯罪の多くは成熟社会以前ないしは情報化社会以前もチラホラ起きていたからである。
児童虐待なんてヘタすると昔の方が酷かったかも知れないからだ。
単に死ななかっただけで昔の大人は加減を知っていただけかもしれない。

義男の青春・別離 (新潮文庫)つげ 義春新潮社
恋愛絡みの殺傷事件も然り。
ストーカー殺人なんて昔から、イタリアでは四六時中起きているだろう。
いじめも然り。
同性殺人も然り。

原因の一つは以下の記事で書いている。

温厚な情で死ぬか?冷徹な感覚で生き残るか?  前篇

2013-11-12 23:30:50 | 世の仲にまつわる話


温厚な情で死ぬか?冷徹な感覚で生き残るか?  後篇

2013-11-12 23:41:28 | 世の仲にまつわる話


そう、もはや

情はプラスに作用しない

感情はもつれるし、公の場や組織で私情を持ち込むことは慎むべきことである。
性欲は本能だが欲情はさにあらず。
近代化の三要素が

自由・平等・博愛

ならば

情は極力排除せねばならない。

というかいつからか日本人は情を本来の意味から逸脱し誤解して使っているように思う。

情けは人のためならず

結局、自分のためであり、利己的な概念なのである。
で、個人個人が情を持って周囲の困った人を助けていれば

国家は要らない

そろそろその辺もきっちりさせた方がいい。

社会的ひきこもり―終わらない思春期 (PHP新書)斎藤 環PHP研究所

ニート―フリーターでもなく失業者でもなく (幻冬舎文庫)玄田 有史,曲沼 美恵幻冬舎

高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)水月 昭道光文社
二点目の元凶は結婚制度。
もはやこの制度は不幸の発端、強いては犯罪の温床になっていると考えて間違いない。

日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体 (講談社+α新書)深尾 葉子講談社

日本の社会を埋め尽くすカエル男の末路 (講談社+α新書)深尾葉子講談社

ルポ 児童虐待 (朝日新書)朝日新聞 大阪本社編集局朝日新聞出版

子ども虐待 (講談社現代新書)西澤 哲講談社
確かに結婚制度により多くの経済効果が見込まれることは確かだが、一方で経済的な損失も多々発生させているのである。
それ以上に

もはや従来型の結婚制度に乗れない輩の方が多数派である

結婚難民 (小学館101新書 3)佐藤 留美小学館
ゆえに家族消費はとっくの昔に消費規模が縮小し王座の座から転落している。
これは恋愛市場も然り。

日本人はこれから何を買うのか? 「超おひとりさま社会」の消費と行動 (光文社新書)三浦 展光文社

単身急増社会の衝撃藤森 克彦日本経済新聞出版社
そもそも恋愛市場に乗れないような輩がなぜもっとステージの高い市場に参入出来ると言うのだろうか??

セックス格差社会 恋愛貧者 結婚難民はなぜ増えるのか? (宝島社新書)門倉 貴史宝島社
クレジットカードの審査も通らない輩に大手金融機関が超低金利で不動産ローンを融資するだろうか?

万が一、杜撰な審査で通したらその後どうなるのだろうか?

サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉 (宝島社新書 254)春山 昇華宝島社

世界金融危機はなぜ起こったか―サブプライム問題から金融資本主義の崩壊へ小林 正宏,大類 雄司東洋経済新報社

離婚で壊れる子どもたち 心理臨床家からの警告 (光文社新書)棚瀬一代光文社
つまりこういうことだ

そもそも結婚する能力も資格も、もっと言えば意志もない輩を社会とか周囲の同調圧力で無理やり結婚させているから後で色々と問題が出てくる訳である。
これに関しては義務教育以降の進学もそうだし就職も然り。

下流大学が日本を滅ぼす! (ベスト新書)三浦 展ベストセラーズ

若者はなぜ3年で辞めるのか?〜年功序列が奪う日本の未来〜 (光文社新書)城 繁幸光文社
戦後の日本社会はアメリカ型の民主主義を推し進めてきた訳だが、自由ではなく平等に一番重きを置いた。
日本が世界で唯一成功した社会主義国家と言われる所以である。
結局の所

結婚制度に勝る平等政策はない!

なぜなら 余らない から。

平等=幸福

ならば

結婚=幸福

という公式も成立する。
何より昔は女性が生きていくには結婚に頼る他なかった。
だがとっくのとうに女性は結婚せずとも生きていける・・・・
否、生活していける。

一人で生活していけるが、独りでは生きていけない・・・・

これは一部の男性にも該当するようだが。
特にタイプの異性でなくとも、好きでもなくとも、子供が欲しくなくとも、趣味とか価値観とかほとんど一致してなくとも、デートしても面白くなくとも、セックスしても気持ちよくならなくても、性欲なんてほとんどなくなっても、何度も結婚に失敗しても、連れ子が居ても・・・

血の繋がりのない異性と一緒になりたがるのはなぜだろうか??

答え

独りだと寂しいから

つづく


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