恋愛データベース活用を私より先に考案したのはF氏だったと書いたが元ネタはこの人である。
野村ノート (小学館文庫)野村 克也小学館
ノムダス 勝者の資格野村 克也ニッポン放送プロジェクト
90年代当時はID野球と言ったんだが・・・
プロ野球をここまでダメにした9人工藤 健策草思社
ダラダラした野球を浸透させた戦犯として野村克也の名が挙げられている。
業界の事情もあっただろうがずっと対極的存在だった長嶋茂雄の名はない。
長嶋的、野村的 (PHP新書)青島 健太PHP研究所
アンチ巨人の私でも長嶋茂雄のことは結構、ってかかなり好きである。
随分昔に仕事関係で間近で拝見したことがあるが、私が実際に会った中であれほどカリスマ、スターのオーラを周囲に発している人は今もって存在しない。
直感に頼った長嶋野球は確かに面白かった。
一方、野村の野球を面白く観戦したという記憶はない。
まぁこれは根っからの西武ファンだったってこともあるだろうが。
プロ・スポーツの目的は勝つことではない
お客様を楽しませることである。
立教大学時代の長嶋茂雄が屈指の映画オタクだったことを知っている者は少ない。
メイクドラマ
プロ野球 名句ドラマニッポン放送ショーアップナイター 編扶桑社
いわゆるひとつのチョーさん主義高橋 春男文藝春秋
〜〜〜〜
兄は私よりも映画を沢山見るんだが最近は途中で寝てばかりだと言う。
特に最近作られた映画は面白く無い以前に
見ようという気がほとんど起きない
んだと言う。
多い年は年間100本近く映画を観ながらゲオの年間ランキングのトップ10で自分が観たのは1本もなかったという。
私もこれに同意する。
特に洋画に顕著だがなぜ映画は面白くなくなったのだろうか?
以下の書籍にチラホラ出てくる。
物語論で読む村上春樹と宮崎駿 ――構造しかない日本 (角川oneテーマ21)大塚 英志角川書店(角川グループパブリッシング)
物語消費論改 (アスキー新書)大塚英志アスキー・メディアワークス
愚民社会大塚英志,宮台真司太田出版
ハリウッド映画など1910年代からあり、膨大なデータベースが存在する。
ゆえにとっくのとうに
パターン化
してしまったのである。
物語は複数の参加する会議でキャラクターは勿論、いつ、どこで、どんなことをするか?
合議制で決まっていく。
小説等で原作がある作品も然りだ。
昔から映画を見ている輩の目には
パターン化=マンネリ化
に映る。
次の展開が簡単に分かってしまうからである。
なぜなら映画の基本構造は
伏線の回収
に他ならないから。
これを逆手にとって伏線をほとんど張らない、説明不足の映画は
なんでそうなるの?
という????が頭の中に沢山出て来て結局楽しめない。
キャラクターの言動に共感できないからである。
ハウルの動く城 [DVD]ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
キネ旬総研エンタメ叢書 「おもしろい」アニメと「つまらない」アニメの見分け方金子 満キネマ旬報社
映画『風立ちぬ』〜或る批判的解説 何故宮崎駿監督の作品は”つまらなく”なったか〜 (知の森 てのひら文庫)前田頼利株式会社デジタル・ブック・ストレージ
その辺りの話は現実世界の恋愛と酷似している。
恋愛がドラマの主題として終わってしまったことはもはや明白である。
恋愛至上主義にトドメを刺した!?
誰も語っていない「半沢直樹」ヒットの秘密
これは世界的にみてもそうだ。
ドラマ以前に物語が終焉してゲーム化したと言われて久しい。
動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)東 浩紀講談社
1990年代後半に脳科学の研究が進み男女の違いの答えも出て来てしまった。
話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解くAllan Pease,Barbara Pease,藤井 留美主婦の友社
暗号も解読されて久しい。
オンナの[建前⇔本音]翻訳辞典 (扶桑社文庫) (扶桑社SPA!文庫)日本女性言語学会編扶桑社
決定版 オンナの【建前⇔本音】翻訳大辞典日本女性言語学会扶桑社
勿論、例外もあるだろうが、結局は
確率論
に従って
傾向と対策
が決まる。
沢山のことを知っているということは良いことだが
知りすぎていた男 [Blu-ray]ジェームズ・スチュワート,ドリス・デイ,ダニエル・ジェランジェネオン・ユニバーサル
は決して楽しい人生を送っているとは言えない。
時には無知蒙昧に、純真無垢に振る舞うことも必要で
マリリン・モンローという生き方 (新人物往来社文庫)山口 路子新人物往来社
それは
機転の問題
である。
たとえそれが罠と分かっていても敢えて挑むのが英国紳士というもの
ロシアより愛をこめて [Blu-ray]ショーン・コネリー,ロバート・ショー,ダニエラ・ビアンキ20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
我々は神にはなれないし、なってはいけないということだ。
ナチスドイツ支配民族創出計画柴崎 昭則現代書館
Love Is StrangeCollectablesCollectables
おわり


90年代当時はID野球と言ったんだが・・・

ダラダラした野球を浸透させた戦犯として野村克也の名が挙げられている。
業界の事情もあっただろうがずっと対極的存在だった長嶋茂雄の名はない。

アンチ巨人の私でも長嶋茂雄のことは結構、ってかかなり好きである。
随分昔に仕事関係で間近で拝見したことがあるが、私が実際に会った中であれほどカリスマ、スターのオーラを周囲に発している人は今もって存在しない。
直感に頼った長嶋野球は確かに面白かった。
一方、野村の野球を面白く観戦したという記憶はない。
まぁこれは根っからの西武ファンだったってこともあるだろうが。
プロ・スポーツの目的は勝つことではない
お客様を楽しませることである。
立教大学時代の長嶋茂雄が屈指の映画オタクだったことを知っている者は少ない。
メイクドラマ


〜〜〜〜
兄は私よりも映画を沢山見るんだが最近は途中で寝てばかりだと言う。
特に最近作られた映画は面白く無い以前に
見ようという気がほとんど起きない
んだと言う。
多い年は年間100本近く映画を観ながらゲオの年間ランキングのトップ10で自分が観たのは1本もなかったという。
私もこれに同意する。
特に洋画に顕著だがなぜ映画は面白くなくなったのだろうか?
以下の書籍にチラホラ出てくる。



ハリウッド映画など1910年代からあり、膨大なデータベースが存在する。
ゆえにとっくのとうに
パターン化
してしまったのである。
物語は複数の参加する会議でキャラクターは勿論、いつ、どこで、どんなことをするか?
合議制で決まっていく。
小説等で原作がある作品も然りだ。
昔から映画を見ている輩の目には
パターン化=マンネリ化
に映る。
次の展開が簡単に分かってしまうからである。
なぜなら映画の基本構造は
伏線の回収
に他ならないから。
これを逆手にとって伏線をほとんど張らない、説明不足の映画は
なんでそうなるの?
という????が頭の中に沢山出て来て結局楽しめない。
キャラクターの言動に共感できないからである。



その辺りの話は現実世界の恋愛と酷似している。
恋愛がドラマの主題として終わってしまったことはもはや明白である。
恋愛至上主義にトドメを刺した!?
誰も語っていない「半沢直樹」ヒットの秘密
これは世界的にみてもそうだ。
ドラマ以前に物語が終焉してゲーム化したと言われて久しい。

1990年代後半に脳科学の研究が進み男女の違いの答えも出て来てしまった。

暗号も解読されて久しい。


勿論、例外もあるだろうが、結局は
確率論
に従って
傾向と対策
が決まる。
沢山のことを知っているということは良いことだが

は決して楽しい人生を送っているとは言えない。
時には無知蒙昧に、純真無垢に振る舞うことも必要で

それは
機転の問題
である。


我々は神にはなれないし、なってはいけないということだ。


おわり