忙しいってのもあると思うけど今夏は例年以上にダルく脳みそも肉体も半分フリーズ・・・・ロンドン・オリンピックはほとんど見れんかった。
仕事してない時間はほとんど寝てるかボーっとしてるか。
だが・・・・・万古不易、油断大敵とはこのこと・・・・
Who's who of pop for Olympic Games closing ceremony... including Take That, George Michael and The Who
閉会式の大トリはまさかのザ・フー。
こんな粋な演出もあったらしい・・・
それ以上に私の度肝を抜いたのは・・・・・・
まさかの・・・・御大レイ・デイヴィス・・・・ユニオンジャックを背に歩く雄姿は正に’威風堂々’、ミスター大英帝国、我こそはロイヤル・ネイビーの旗艦、超弩級不沈艦プリンス・オブ・ブリティッシュロック也・・・・・

あれから早40数年が経過したが・・・・滅亡してねぇじゃん?
むしろ2000年代に入ってからのしてる。

老いぼれても生きてんじゃん?
むしろ老いぼれてからの方が元気である。
だけでなく
ロンドン 2012:日程とメダル獲得状況
>3位 Great Britain 金:29 銀:17 銅:19 合計:65
この多さはなにゆえ??
1995年の世界陸上時は三段跳びのジョナサン・エドワーズしかおらんかったじゃないの??
昔からスポーツの国際大会には全力出さなかったじゃない?
美徳は勝つことよりも負け惜しみだったはずだが・・・・
結局、
大英帝国は不滅 じゃん
なぜか?
きっと
希望と栄光の国
だからだろう。
今年私が書いたこの記事
希望と栄光の国の幸福な子供たち 前編 2012-04-11
この記事は私の世代に向けて書いた言うならば私なりの’My Generation'だった訳だが冒頭に貼った動画を聴けば瞭然のようにこれは16歳時の私のアイコン的存在だったピート・タウンゼントに向けて書いたものでもあった。
当時、高校のクラスで私がフーと言うよりピート・タウンゼントに心酔していることを知らぬ者は居なかったと思う。
なぜならば私の席は一番後ろにあり背後の壁にまるひろにあった山の楽器で購入したザ・フーのポストカードが貼られて居たからである。
良くも悪くも私も年を取った訳だが最も多感だった時期に影響を受けたアーティストに対する感謝の念は消えることはない。
NO1になれなかった無念・・・ 'I Can See For Miles'「恋のマジックアイ」 2011-02-05
1年半前に書いた上記記事は例にもよって非常に予言的である。
記事にはピートだけでなくレイ・デイヴィスが出てくるし落ちは御大ポール・マッカートニーである。
今回のオリンピックは
ポール・マッカートニーで始まりピート・タウンゼントで終わった
からだ。
そして間にはまさかのレイ・デイヴィスが出てくる。
サー・ジェームズ・ポール・マッカートニーJr・MBE→レイモンド・ダグラス・デイヴィス・CBE→ピート・タウンゼント
>実はピート・タウンゼントの才能を誰よりも高く評価しチェックしていたのはポールだったのかも知れない・・・
>しかし「10代の不毛」のピートとプリティ・ボーイで「黄金の10代」を過ごしたのポールとは実に皮肉な組み合わせである。
不屈の天才
歪んだ天才
捻くれた天才
激動の時代を駆け抜け2010年代まで生き残ったのだった。
だが・・・・・
非常に残念な話だが私はこの奇跡の競演を観ることが出来なかった・・・・
予言者なれど健忘症も酷いらしい。
さっきチェックしてみたら
2012.07.24 Tuesday
来日直前のレイ・デイヴィス最新インタビュー
>色んな有名人の名前が出るよね。みんなは僕がピート・タウンゼントと連絡を取り合ってると思ってるみたいね。
このように意味深な発言が・・・・
いずれにせよ歴史的和解があったようである。
ピートはレイに対し尊敬と贖罪意識が複雑に入り混じった感情を抱きながら実に50年近くもラブ・コールを送っていた訳だから。
さっき楽屋裏でピートに
’You are forgiven’
と言ったとか言わないとか。

調べたらオリンピック直前に日本のフジロックに出演し
御覧のようにデイヴィス節を炸裂させ・・・・
変わってねぇ〜〜〜〜
ちゃんと楽器弾けよぉ〜〜
真面目に歌えよぉ〜〜〜
必要以上に観客煽るなよぉ〜〜〜
されど’生ける伝説’とは正にこのこと!!
大英帝国の無形文化遺産

ならぬ

スパイスガールの変わりっぷりはショックだったが

21,2の頃とほとんど変わらないレイ・デイヴィスの雄姿はとりもなおさず男女の違いを端的に現わしていたと言えよう。

〜〜〜〜〜
ローリング・ストーンズが出演を辞退した結果、ポール、ピート、レイの3人が暫定的にブリティッシュロック三大権現となった訳だがこの3人には共通項がある。

1967年6月発表

1969年5月発表

1969年10月発表
そう、ロックを
大きな物語
にしたのである。

〜〜〜〜〜
若いころ夢に観た大きな物語はとっくのとうに終焉してしまった。
正直に言うと私はもうオリンピックなどどうでも良かった。
でもこう言う。
さもあらん
やっぱりそうじゃないか?
美味しい所は60年代と90年代のアイコンがほとんど持って行く。
これまでが崩壊する時代にあって 不滅 の存在がある。
人間は皆時の流れに逆らえず変わっていく。
いや、変わって行かねばならない。
ゆえに自問自答する。

にハマっていた1995年の夏、チャンネルをそのままにして偶然にも前述のジョナサン・エドワーズの驚異の三段跳びをリアルタイムで観てしまったあの頃の自分と今の自分はどれ程違うと言うのだろうか?
私以外の人の目から見てこの2台のスクーターにどれ程の違いがあったと言うのだろうか?
Bradley Marc Wiggins, CBE (born 28 April 1980)
御覧のように本家のモッズはとっくのとうに自転車に移行したようだが・・・・
FRED PERRY – BRADLEY WIGGINS CYCLING SHIRTS
やっぱり’スタイル’は不変のようである。
頭のてっぺんから爪の先まで寸分の隙もない。



素晴らしい!!!!
But is this song so different?
Am I doing it all again?
It may have been done before
But then music's an open door
でもこの歌はどれほど違うと言うのだろうか?
俺は同じことの繰り返しをしてるだけじゃないのか?
それは前にやったことかも知れない
しかし音楽は開かれた扉なのだ
おわり