Quantcast
Channel: ONLY ONE DIRECTION HOME 2012→2014
Viewing all articles
Browse latest Browse all 696

あなた方はそんなに上等な生物ですか? 其の六 「宗教は自由も平等も認めない」

$
0
0
リンゴ・スターや大滝秀治の記事を書いて一時連載が中断してしまったのだが無関係ではない!

伏線の回収

2012-04-26


>今後はこのようにほとんど伏線の回収と思います。

今年、2012年からは2005年1月から2011年末までに張り続けていた無数の伏線を回収、それも一つの場所に収めようとしているのである。
内容の連続性と言う点では皮肉的だ。

>「飽きない玩具はない」

一方で20数年、何千回も繰り返し聴き続けている音楽は未だに新鮮に聴こえるのだから。
その辺りの話も追々個別に書きたいと思う。
いずれにせよ唯物的ないつまで経っても変わらないそんな物は全て新座に購入した古家へ回収する。
昨年末に書いた記事は所信表明だった訳。

廃墟価値の理論 まずはレンガを積みたい

2011-12-30


非唯物的な観て来たものや聞いたこと今まで覚えた全部はブログで記事にして回収するつもりだ。
出鱈目だったら面白い・・・んだが

1995−2012 歴史的競演!! 不滅の大英帝国

2012年8月13日


一概に出鱈目とは言えまい?

全ては必然

だよ。
まぁ今年もボブ・ディラン御大の頭上にノーベル文学賞の栄冠は輝かなかったんだが・・・

 スウェーデン人に芸術など解せまい

兎にも角にも伏線は張るよりも回収する方が難しいのだよ。

〜〜〜〜〜

非婚時代、晩婚時代、それも女性の受難に最初にスポットを当てたのはこの書籍だろう。

負け犬の遠吠え酒井 順子講談社

>発売日: 2003/10/28

私の研究によれば1998年がこの国の恋愛至上主義のピークであり終焉の始まりなので大いに納得する。
実はこうした問題は日本だけではない。
日本より先に成熟社会に突入したイギリスも然り。

ブリジット・ジョーンズの日記 [DVD]ヘレン・フィールディング,ヘレン・フィールディングソニー・ピクチャーズエンタテインメント

>1996年に『ブリジット・ジョーンズの日記』がブリティッシュ・ブック・アワードを受賞し、2001年には映画化された。1999年出版の『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』も2004年に映画化された。

だが、イギリスはもはや少子化に悩んでいない。
男女ともパートナー探しに困らない。
本当に困っているのは日本と韓国である。

儒教と負け犬酒井 順子講談社

>発売日: 2009/7/1

>負け犬(日本)、老処女(韓国)、余女(中国)。何故、この三国で晩婚化が進むのか?負け犬の敗因が浮き彫りに…。

本には中国も含まれるが深刻なのは日本と韓国だろう。
で、その理由こそ

儒教思想

である。

儒教入門土田 健次郎東京大学出版会

これまた書き出すと長くなるから割愛するが簡単に説明すれば

男尊女卑思想

に他ならない。
ってか儒教に限らずユダヤ教もキリスト教もイスラム教もヒンドゥー教も仏教も文明社会に多大な影響力を誇った宗教は皆その基本は男尊女卑思想なんだが・・・
特に日本人に最もなじみ深い仏教は。

ブッダはなぜ女嫌いになったのか (幻冬舎新書)丘山 万里子幻冬舎

男性原理と女性原理―仏教は性差別の宗教か?植木 雅俊中外日報社

仏教と性差別―インド原典が語る (東書選書)田上 太秀東京書籍

仏教に限らずこれらメジャー宗教に共通しているのは

平等の否定



自由の否定

である。

ユダヤ教・・・・偉いのはユダヤ人だけ。救われるのもユダヤ人だけ。

キリスト教・・・・・偉いのは人間だけ。イエスキリストを信じた者だけ救われる。

イスラム教・・・・・偉いのは人間と猫。信徒間のみ平等。

ヒンドゥー教・・・・人間で1番偉いのはバラモン。牛も偉い。厳しい身分制度(カースト)あり。

ちなみに上記宗教の信者を合わせると40億人を突破する。
これに仏教と儒教を加えると60億近くなるだろう。

平等の否定が意味することは

差別の肯定

である。
だから 上記宗教を信じている輩は

十字軍―ヨーロッパとイスラム・対立の原点 (「知の再発見」双書 (30))南条 郁子,松田 廸子創元社

人種差別の世界史―白人性とは何か? (刀水歴史全書)藤川 隆男刀水書房

人種差別の帝国 (ペーパーバックス)矢部 武光文社

人種差別 (りぶらりあ選書)Albert Memmi,菊地 昌実,白井 成雄法政大学出版局

ホロコースト全史石川 順子,高橋 宏創元社

図説 イラク戦争とアメリカ占領軍河津 幸英アリアドネ企画

南北戦争記益田 育彦,中島 順バベルプレス

ヒンドゥー・ナショナリズム―印パ緊張の背景 (中公新書ラクレ)中島 岳志中央公論新社

しまくって来たのである。
宗教間だけでなく人種間、民族間においても。
当然、男女間においても。

教会の性差別と男性の責任―フェミニズムを必要としているのは誰か (新教ブックス)Richard Holloway,小野 功生,中田 元子新教出版社

つづく

Viewing all articles
Browse latest Browse all 696

Trending Articles